冬の特別展「デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展」
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・開催期間 2020年12月12日(土)
〜2021年1月17日(日)
・休館日 会期中無休
・開催時間 9:00-17:00
(入館は16:30まで)
*元日は11:00開館
*2021年1/16(土)は19:00閉館
(入館は18:30まで)
・会場 長島美術館
別館地下展示室・本館第7展示室
・料金 一般1,000円(前売券800円)
高大生700円
小中生500円
*団体20名様以上は2割引
*障がい者手帳ご提示の方割引有
・主催 長島美術館、朝日新聞社
KKB鹿児島放送、南日本新聞社
・後援 鹿児島県、鹿児島市教育委員会
・総監修 萩尾望都
・特別協力 小学館
・特別協力 宝塚歌劇団、秋田書店、講談社、集英社、新書館、白泉社
※本展覧会では、マスク着用や入館時の手指消毒等、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を
とっております。ご来館の際はご協力をお願いいたします。
「ポーの一族」を中心に半世紀の軌跡をたどる原画展
内容 ![]()
日本の漫画表現に革新をもたらした萩尾望都さん。
バンパネラ(吸血鬼)の一族に加えられ、少年の姿のまま永遠の旅を続ける主人公・エドガーの
哀しみを描いた「ポーの一族」は、1972年に発表された第1作から多くの読者を魅了してきました。
2016年、40年ぶりの連載再開が大きな反響を呼び、2018年には宝塚歌劇団が満を持して
舞台化するなど、今なお世代を超えて読み継がれています。
本展ではデビュー50周年を記念し、代表作「ポーの一族」を中心に、「トーマの心臓」をはじめ
とする名作の数々を紹介します。「ポーの一族」新シリーズや本展のための描き下ろしを含む
原画、予告カットなど300点以上を出品し、少女漫画にとどまらず他分野にも多大な影響を
及ぼした「萩尾望都の世界」の魅力に迫ります。
プロフィール ![]()

萩尾望都 (はぎお・もと)
1949年、福岡県生まれ。1969年「ルルとミミ」でデビュー。
1972年「ポーの一族」シリーズ連載開始。
1976年小学館漫画賞、2006年日本SF大賞、
2016年度朝日賞ほか受賞多数。
2012年紫綬褒章受章、2019年度文化功労者の顕彰を受ける。
代表作に「トーマの心臓」「11人いる!」「残酷な神が支配する」
「バルバラ異界」など。
撮影/横田紋子
みどころ ![]()
「ポーの一族」の世界を存分に
第1作「すきとおった銀の髪」から「エディス」まで、1972〜1976年に連載された15のエピソードを
発表順にご紹介。カラー扉絵、予告カットなど200点以上を展示します。

※上に掲載している作品は全て「ポーの一族」シリーズ
宝塚歌劇コーナー
2018年に舞台化され、大人気を博した宝塚歌劇団花組公演『ポーの一族』を写真や映像などで
振り返ります。
「トーマの心臓」のルーツを辿る
ドイツの全寮制ギムナジウム(ヨーロッパの中等教育機関)を舞台に、少年たちの葛藤と成長を繊細に
表現した名作「トーマの心臓」(1974年)。その習作や短編「11月のギムナジウム」(1971年)から、
本編の前後に連なる「湖畔にて」(1976年)と「訪問者」(1980年)、さらに自己最長の連載と
なった「残酷な神が支配する」(1992〜2001年)まで、少年たちをめぐる物語を紹介します。
連載当時のプレゼント企画で読者の手に渡った「トーマの心臓」の扉ページのうち、デビュー50周年
を機に所在が判明した8点の原画も展示。

デビュー50周年の軌跡を原画と映像で
デビュー作「ルルとミミ」(1969年)から最新作まで、主要作品を原画で振り返るとともに、
デビュー前の作品や、本展のために撮り下ろした萩尾先生の執筆風景・貴重なインタビュー
映像も公開します。
また、2016年、40年ぶりに発表された「ポーの一族」新シリーズの「ポーの一族 春の夢」、
そして「ポーの一族 ユニコーン」のほか、本展のための描き下ろしを含む原画も展示します。
↑萩尾先生が本展のために描き下ろした作品。
会場では実際の原画を展示。
展覧会公式ホームページはコチラ>>
イベント
【美術館スタッフによるガイドツアー】当館スタッフが萩尾望都の世界をご紹介します。
日 時 :毎週日曜日14時〜(1月17日は除く)
場 所 :長島美術館別館地下展示室
※申込不要、無料(ただし当日入館券が必要)
※新型コロナウイルスの感染状況により変更、中止の可能性がございますことを、ご了承ください。
グッズ
抗菌マスクケース、風呂敷、二面鏡など本展覧会のオリジナルグッズを販売いたします。
展覧会公式記念ブック「『ポーの一族』と萩尾望都の世界」は、貴重な制作ノート(スケッチブック)を再現した別冊と特典ポストカード付きです。
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