没後100年記念 黒田清輝展 in kagoshima
2024年7月24日(水)〜 9月1日(日)
2024年(令和6年)は、鹿児島出身で日本近代洋画の父と呼ばれた黒田清輝が亡くなって100年の年です。
鹿児島県内で黒田清輝作品を所蔵する4館が連携し、それぞれが所蔵している黒田作品をそれぞれの館で
展示し、黒田清輝を顕彰する展覧会を開催致します。
黒田の生まれた鹿児島を旅するように、美術館を回っていただき、各地の作品をお楽しみください。
当館では黒田清輝が描いた「夏草」を含む、4点を展示致します。また、日本の洋画界を牽引し、日本洋画
の3先達と呼ばれた藤島武二、和田英作の作品も合わせてご覧いただけます。
鹿児島が生んだ画家たちの作品を、ごゆっくりご鑑賞ください。
●黒田 清輝 KURODA SEIKI●
1866年鹿児島県に生まれる。
幼少時上京し、1883年東京外国語学校仏語科に入学。
17歳で法律研究のため渡仏する。
パリで通訳の仕事を通して画家のラファエル・コランを知り、その後絵画に専念することを決意する。法律大学を退学し制作に励み「読書」「朝妝」がサロンに入選。
帰国後、1896年白馬会を創立し日本洋画界に「外光派」と称される、明るい画風をもたらし新風をまきおこす。日本洋画壇に与えた影響は大きく、日本近代洋画の父と呼ばれる。
1898年、東京美術学校(現在の東京芸術大学)西洋画科の 初代教授となる。
1922年フランス政府より勲章を受ける。帝国美術院院長に就任。
1924年、東京の自宅にて死去。享年58歳。
【展示作品4点】 植物を愛する黒田が描いた《夏草》を含む、4点を展示。
●「夏草」1911年作 油彩画
●「婦人背面エチュード」1892年作 油彩画
●「浜辺」1897年作 油彩画
●「風景」不明 油彩画
左から:「夏草」、「婦人背面エチュード」
基本情報
- 展覧会名
- 没後100年記念 黒田清輝展 in kagoshima
- 会期
- 2024年7月24日(水)〜 9月1日(日)
- 開館時間
- 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 毎週火曜 ※8月13日(火)は開館
- 会場
- 各美術館:鹿児島県歴史・美術センター黎明館、鹿児島市立美術館、
- 岩崎美術館、松下美術館、長島美術館 本館第1展示室
- 入館料
- 一般1,000円(800円)/高大生800円(640円)/小中生400円(320円)/シニア(65歳以上)500円
※常設展6室も含んだ料金です
※夏休み期間中(7/20〜9/1)の小・中学生は2割引
※親子割引(夏休み期間中、同伴の同伴の大人は2割引シニア除く、他の割引との併用は不可)
※( )は20名以上の団体料金、WEB販売料金
※各種障がい者手帳をお持ちの方は、割引あり
※未就学児は無料